最近、三谷峰生の名前の由来について聞かれる機会が多く、もうこの名前を使うようになって15年以上経っていますし、もう一度気合を入れるために、メモとして書いておこうと思います。
ご存知のない方が多いと思いますが、三谷峰生(みたにほうしょう)という名は本名ではありません。この名前は、書家の野尻泰煌(のじりたいこう)先生にいただいたアーティスト名です。
野尻先生は、書では世界的に知られた方で、先生のホームページの情報によると、
2009年には、スペイン国立プラド美術館財団会員に推挙され美術館公認の芸術家として迎えられる。さらに、世界美術評論家選考委員会から高い評価を与えられた美術家の中でも最も評価すべき美術家として、ドイツ、イギリス、イタリア、フランス、スペイン、メキシコ、中国、日本の8ヵ国における審査員全員一致でAMSCスペイン芸術顕彰を受賞するなど、世界で厳選された芸術家として活躍。スペイン芸術顕彰・国際書道芸術世界文化功労賞・カンヌ国際芸術賞最高賞・日伊表象文化特別賞最高賞など世界の芸術祭でグランプリ獲得。
タイロイヤルコレクションアート献上、中国青島市国立博物館所蔵など作品は世界へ。
現在、世界の美術館、博物館より収蔵依頼が殺到。書家、陶芸家として世界で活躍。
と書かれているような、雲の上の方なのですが、たまたま私のライブ演奏を聴いてくださった先生が、(自分でもいまだに半信半疑ではありますが、)「あなたは世界で活躍するような音楽家になる。この名前を使いなさい。」と小さなメモ用紙にボールペンでこの三谷峰生という名を書いてくださった、、、という話です。
細かなやりとりは衝撃的過ぎて、あまり覚えていないのですが、、その時は私は野尻先生がどなたか全く存じ上げずに、周りの方が、「先生はすごい方だから、このメモ用紙を受け取って書かれた名前を見てから、その名前はいらないというのは失礼だから、もし名前を変えたくないのであれば、その紙は受け取っちゃいけない。」と言われたのは覚えています。
野尻先生は、2019年12月15日に57歳で永眠されました。
先生の予言を実現させるためにも、できる努力はなんでもしよう、と気合を入れ直しています。
三谷峰生